【2027年度入試】川越工業高校の5学科・倍率・資格・就職・選抜基準を解説

埼玉県立川越工業高校は、川越市西小仙波町にある男女共学の県立工業高校です。全日制にはデザイン科、建築科、機械科、電気科、化学科の5学科があり、ものづくりを通して技術者を育成しています。

この記事は2026年8月3日に、学校公式サイトと埼玉県教育委員会の資料を確認して作成しました。2027年度入試の学校別選抜内容は「暫定版」に基づくため、出願時には正式資料を再確認してください。

川越工業高校の基本情報

  • 所在地:埼玉県川越市西小仙波町2丁目28番1号
  • 課程:全日制・男女共学
  • 学科:デザイン科、建築科、機械科、電気科、化学科
  • 電話:049-222-0206

2026年度の全日制在籍者は、学校公式資料で男子583人、女子191人、合計774人です。

5つの学科の特徴

デザイン科

視覚表現、製品、ファッションなど幅広いデザイン分野を学びます。絵を描くだけでなく、情報を分かりやすく伝える力、作品を設計・制作する力、道具やソフトウェアを扱う力が求められます。

建築科

建築製図、施工、構造、建築計画などを学び、図面作成や材料・構造の実習も行います。建築士や施工管理の仕事につながる分野ですが、資格によっては卒業後の実務経験や追加試験が必要です。

機械科

機械加工、製図、CAD、エンジン、制御、ものづくりなどを学びます。工作機械を使う実習もあるため、安全に作業し、手順を守る姿勢が必要です。

電気科

電気回路、電子技術、制御、電力などを学びます。電気工事士などに関係する学習があり、鉄道、電力、設備、通信、製造業などにつながります。

化学科

分析、工業化学、環境、材料などを実験・実習で学びます。中学校理科の化学分野に関心があり、薬品や測定機器を正しく扱うことが好きな生徒に向いています。

授業と資格取得

専門科目は卒業までに35~38単位程度設定され、実習では1グループ10人程度の少人数で学ぶ授業もあります。挑戦できる資格は学科で異なるため、資格名だけでなく、仕事や進学先とのつながりまで確認しましょう。

校風・学校生活

ものづくり、課題研究、資格取得、コンテストなど工業高校ならではの活動があります。実習では時間、作業着・保護具、安全手順を守ることが重視されます。専門知識は基礎から学びますが、仕組みに関心を持って自分から学ぶ姿勢が必要です。

アクセス

  • JR川越線・東武東上線「川越駅」東口から徒歩約10分
  • 西武新宿線「本川越駅」から徒歩約7分

川越駅と本川越駅の両方から徒歩圏内です。

2026年度の説明会・体験日程

  • 8月4日・5日:部活動体験
  • 8月18日・19日:体験授業
  • 9月26日:第2回学校説明会
  • 10月24日:工業祭でのミニ説明会
  • 11月6日:イブニング説明会
  • 12月12日:第3回学校説明会

申込方法や開催状況が変更される場合があるため、参加前に学校公式サイトを確認してください。

2026年度入試の募集人数と倍率

学科募集人数実受検者候補者実質倍率
デザイン科40人43人40人1.08倍
機械科80人77人79人0.97倍
電気科40人41人40人1.03倍
建築科40人44人40人1.10倍
化学科80人72人75人0.96倍

機械科・化学科は転編入学者向けの枠を除いた予定者数が79人でした。学科間の第2志望制度により、実受検者より候補者が多く見える場合があります。定員割れに見えても自動的に合格するわけではありません。

2027年度入試の暫定選抜基準

全学科で共通選抜、第1次80%・第2次20%。5教科の学力検査を行い、学校選択問題は実施しない予定です。調査書は1年・2年・3年=1対1対2、面接は集団面接、5学科相互の第2志望を認める予定です。

選抜学力検査調査書面接合計
第1次50030060860
第2次50040060960

学校独自項目では「夢信進工道」に関連して、将来を見据え川越工業高校で取り組みたいことが問われる予定です。ものづくりへの関心、主体的に学ぶ姿勢、将来の見通しなどが評価の観点です。

第2志望の注意点

5学科では学習内容が大きく異なります。「どの学科でもよい」と考えず、第2志望でも3年間学ぶ意思があるか、卒業後の進路に納得できるか確認しましょう。

合格の目安

学校は公式な偏差値や合格最低点を公表していません。工業高校は学科ごとに倍率が異なるため、学校全体の偏差値だけでは判断しにくい面があります。北辰テスト、評定、過去問題、面接を学科別に考えましょう。入試は5教科なので、数学・理科だけに偏らないことも重要です。

進学実績と卒業後の進路

学校公式サイトに掲載された主な過去の進路先には、国立印刷局、武蔵野美術大学、女子美術大学、東京造形大学、一条工務店、西武建設、大和ハウス工業、日本大学、東洋大学、東京電機大学、トヨタ自動車、本田技研工業、SUBARU、ブリヂストン、ボッシュ、JR、東京地下鉄、東京電力パワーグリッド、西武鉄道、AGC、ENEOS、DIC、ニコンなどがあります。これらは主な過去の進路先であり、2026年度単年の実績ではありません。

向いている生徒

  • ものづくりや機械の仕組みに興味がある
  • 建築、電気、化学、デザインを専門的に学びたい
  • 実験・実習に真剣に取り組める
  • 安全上のルールや手順を守れる
  • 資格を進学や就職に生かしたい

受験生が今から準備すべきこと

体験授業で施設と実習内容を確認し、学科の違いを理解しましょう。5教科の基礎を固め、面接では「なぜ工業高校か」「なぜその学科か」「何を学び、どんな進路を目指すか」を自分の言葉で説明できるようにしてください。

まとめ

川越工業高校は、デザイン、建築、機械、電気、化学を実践的に学べる工業高校です。資格や企業就職に強みがありますが、大学進学も可能です。倍率だけでなく、3年間学び続けたい分野を基準に学科を選びましょう。

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参照した公式情報

確認日:2026年8月3日

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この記事を書いた人

小原 陸