埼玉県立川越総合高校は、川越市小仙波町にある男女共学の県立高校です。全日制の総合学科を設置し、普通教科に加えて、農業、食品、生活、環境などに関する科目を幅広く学べます。
この記事は2026年8月3日に、学校公式サイトと埼玉県教育委員会の資料を確認して作成しました。2027年度入試の学校別選抜内容は「暫定版」に基づくため、出願時には正式な資料を再確認してください。
川越総合高校の基本情報
- 所在地:埼玉県川越市小仙波町5丁目14番地
- 課程:全日制・男女共学
- 学科:総合学科
- 電話:049-222-4148
総合学科の特徴
1年次に普通教科の基礎とキャリア教育を学び、2年次以降は自分の進路や関心に合わせて科目を選びます。学校公式情報では、約100科目から自分の時間割を組み立てる仕組みが紹介されています。
必履修科目の「産業社会と人間」では、自分の興味、職業、卒業後の進路について考えます。科目を自由に選べるだけでなく、将来から逆算して選択することが重要です。
農業・食品・生活・環境を実践的に学ぶ
- 農作物の栽培
- 食品製造・加工
- 動物の飼育
- 生活・福祉
- 環境に関する学習
- 地域と連携した商品販売
- 大学や外部機関との連携授業
田植え、稲刈り、埼玉県のブランド鶏「タマシャモ」の飼育なども行われています。教室で学ぶだけでなく、実習や体験を通して学びたい生徒に適した環境です。
資格についての注意点
食品、調理、動物、福祉などを学べますが、卒業するだけで調理師、栄養士、製菓衛生師、看護師などの国家資格が自動的に取得できるわけではありません。資格によっては卒業後に大学、短期大学、専門学校などへの進学が必要です。
校風・学校生活
進学、専門学校、就職など多様な希望を持つ生徒が学びます。実験・実習や地域との連携活動が多く、自分から参加し、記録やレポートにまとめる姿勢が求められます。部活動の最新状況は説明会や体験で確認してください。
アクセス
- JR川越線・東武東上線「川越駅」から徒歩約20分
- 西武新宿線「本川越駅」から徒歩約15分
- 東武東上線「川越市駅」から徒歩約20分
- 各駅から路線バスも利用可能
来校者用駐車場はありません。鶴瀬方面から通う場合は、説明会時に川越駅から実際に歩き、所要時間を確認しましょう。
2026年度入試の募集人数と倍率
| 学科 | 募集人数 | 実受検者 | 候補者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 総合学科 | 240人 | 279人 | 238人 | 1.17倍 |
転編入学者向けの枠を除いた入学許可予定者数は238人でした。倍率は毎年変動し、1倍台前半でも合格が保証されるわけではありません。
2027年度入試の暫定選抜基準
暫定版では共通選抜で、第1次80%・第2次20%。5教科の学力検査を行い、学校選択問題は実施しない予定です。調査書の学習の記録は1年・2年・3年=1対1対2、面接は集団面接、第2志望と学校独自項目はありません。
| 選抜 | 学力検査 | 調査書 | 面接 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 第1次 | 500 | 300 | 30 | 830 |
| 第2次 | 500 | 400 | 30 | 930 |
学力検査の比重が高い一方、第2次では調査書の配点が高くなります。評定と当日の5教科の両方を準備しましょう。
合格の目安
学校は合格最低点や公式な偏差値を公表していません。民間模試の偏差値は情報源と判定時期を確認して参考値として扱い、北辰テスト、評定、県立高校入試の過去問題を合わせて判断してください。
進学実績と卒業後の進路
学校公式サイトに掲載された2025年春の進路先には、琉球大学、立教大学、東京理科大学、東京農業大学、東京電機大学、東洋大学、日本獣医生命科学大学、日本栄養大学、大妻女子大学、共立女子大学などがあります。看護、調理、製菓、美容、動物、保育などの専門学校への進学や、企業への就職もあります。
向いている生徒
- 農業、食品、動物、生活、環境に興味がある
- 実験や実習を通じて学びたい
- 興味に合わせて科目を選びたい
- 高校生活の中で将来を具体化したい
- 地域連携や商品開発に取り組みたい
受験生が今から準備すべきこと
5教科の基礎と評定を安定させることが第一です。説明会では、選択科目、実習内容、資格取得サポート、進学・就職指導を確認しましょう。「何を選び、将来にどうつなげたいか」を説明できるようにすることも大切です。
まとめ
川越総合高校は、農業、食品、生活、環境などを実践的に学べる総合学科の高校です。「何となく楽しそう」で選ばず、選択したい科目と将来の進路を結びつけて考えましょう。
参照した公式情報
確認日:2026年8月3日
