情報確認日:2026年8月23日
埼玉県立飯能高等学校は、地域と協働した探究的な学びを通じて社会に貢献できる人材を育成する、飯能市唯一の県立全日制普通科高校です。単位制を採用しており、生徒一人ひとりの進路希望に応じた科目選択が可能な点が特徴です。本記事では、令和9年度(2027年度)入試における飯能高校の選抜基準・面接方式・募集人員を、埼玉県教育委員会の確定版資料をもとに解説します。
飯能高校はどんな学校か
飯能高校が掲げる「目指す学校像」は、地域と協働した探究的な学びを通して、社会に貢献できる人材を育成し、生徒・保護者・地域から信頼される、進学を重視した学校です。アドミッション・ポリシーでは、次の3点が挙げられています。
- 単位制による教育内容を理解し、将来の進路希望の実現へ向け、高い目標を持ち、学業に真摯に取り組む意欲のある生徒
- 地域と協働した探究的な学びについて興味・関心を持ち、積極的に取り組む意欲のある生徒
- 学校行事や部活動、地域との交流などに仲間とともに積極的に取り組む意欲のある生徒
令和9年度 募集人員
普通科:280人(令和8年度の320人から40人減)
埼玉県全体では令和9年度、中学校等卒業予定者数が前年度より1,704人減る見通しとなったことを受け、全日制課程で40校・計1,600人の募集人員減が公表されています。飯能高校もこの募集減対象校の一つで、令和8年度の320人から280人へと縮小されました。募集人員が減ると、同じ受験者数であれば倍率は上がりやすくなるため、志望する生徒は最新の出願倍率の動向にも注意が必要です。
令和9年度 選抜基準(確定版)
飯能高校は特色選抜・共通選抜の両方を実施する学校です。
| 選抜区分 | 学力検査 | 調査書 | 面接 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 特色選抜 | 550点 | 300点 | 30点 | 880点 |
| 共通選抜 | 500点 | 400点 | 30点 | 930点 |
特色選抜と共通選抜の募集比率は、特色選抜80%・共通選抜20%です。共通選抜では国語・社会・数学・理科・英語の5教科で学力検査が行われ、学校選択問題(難易度の高い独自問題)は実施されません。
調査書点の学年ごとの比率は1:1:2で、3年生の内申が重視される配点です。
面接について
面接は個人面接で実施されます。特色選抜では、学校独自項目として自己評価資料の提出が求められ、「これまでに関心を持った社会課題を挙げ、その解決に向けて誰と協働し、どのような取組が可能かを具体的に書く」という設問が設定されています。評価規準は「社会課題を自らの問題として捉え、能動的に解決を目指す力」で、社会課題の背景や影響を理解し、自ら考え行動しようとしているかが見られます。単なる感想ではなく、具体的な行動や協働の視点を盛り込んで準備しておくとよいでしょう。
なお、特色検査(実技や作文などの追加検査)は実施しません。
併願・単願を検討する際のポイント
飯能高校は募集人員が減少したこともあり、令和9年度入試では倍率がこれまでより上がる可能性があります。私立高校との併願を検討している場合は、内申点の計算方法や併願・単願のメリット・デメリットも合わせて確認しておくと安心です。
よくある質問
Q. 学校選択問題は実施されますか?
A. 実施しません。共通選抜の学力検査は5教科共通問題です。
Q. 面接は集団ですか、個人ですか?
A. 個人面接です。
Q. 特色選抜の学校独自項目は難しいですか?
A. 社会課題への関心と、それにどう向き合うかという具体性が問われます。早めに自分の関心事を整理し、文章化する練習をしておくとよいでしょう。
まとめ
飯能高校は令和9年度、募集人員が320人から280人へ減少し、特色選抜・共通選抜の両方が実施される単位制の学校です。特色選抜では社会課題への関心を問う自己評価資料が課され、個人面接が行われます。募集人員減により倍率変動が予想されるため、最新の出願状況は埼玉県教育委員会の発表を随時確認することをおすすめします。
参照した情報
・埼玉県教育委員会「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜実施内容(確定版)」(掲載日:2026年6月11日)
・埼玉県教育委員会「令和9年度埼玉県公立高等学校第1学年及び専攻科第1学年並びに県立中学校第1学年生徒募集人員」
情報確認日:2026年8月23日
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