夏の努力は、これから結果になる。

もうすぐ、北辰テストの結果が返ってきます。

結果を見るのが楽しみな人もいれば、不安な人もいると思います。

でも、最初に一つだけ伝えておきたいことがあります。

今回の結果だけで、自分の夏の頑張りを判断しないでください。

今回の北辰テストを受けたのは、夏期講習の1日目でした。

つまり、その時点では、夏期講習で取り組んでいる勉強の成果は、ほとんど反映されていません。

結果が思ったより良くなかったとしても、

「夏期講習を頑張っているのに、全然伸びていない」

と考える必要はありません。

まだ、その頑張りが結果として表れる時期ではないからです。

勉強したら、すぐに点数が上がるわけではない

勉強は、取り組んだ翌日にすぐ結果が出るものではありません。

一度覚えただけでは、テストで使える知識にはならない。

何度も思い出して、問題を解いて、間違えて、解き直す。

その繰り返しによって、少しずつ自分の力になっていきます。

今、みんなが取り組んでいる、

  • 毎日の宿題
  • 小テスト
  • 不合格だった問題の覚え直し
  • 解き直し
  • 再テスト

これらも、すぐに目に見える結果が出るとは限りません。

でも、見えないところでは確実に力が蓄えられています。

9月でも、まだ結果が出ないことがある

正直に言うと、9月の北辰テストでも、大きく偏差値が変わらない人はいます。

もちろん、すぐに成果が出る人もいます。

しかし、9月の結果が思ったほど伸びなかったからといって、

「こんなに勉強したのに意味がなかった」

と焦る必要はありません。

勉強の成果が表れるまでには、個人差があります。

特に、夏までの苦手を一つずつ埋め直している人は、点数として表れるまでに少し時間がかかります。

土台を作っている途中だからです。

夏の努力がつながるのは、10月・11月

毎年、生徒たちを見ていると、夏に頑張った成果がはっきりと表れ始めるのは、10月から11月にかけてです。

夏に何度も覚え直した内容。

最初は全く解けなかった問題。

何度も間違えて、何度もやり直した単元。

それらが少しずつつながり始めます。

「あれ、この問題見たことがある」

「前よりも文章が読める」

「選択肢を絞れるようになった」

「時間内に解き終わるようになった」

そのような変化が増えてきます。

突然伸びたように見えるかもしれません。

でも、実際には突然ではありません。

夏から積み重ねてきた努力が、ようやく結果として見えるようになっただけです。

結果が良くても、悪くても途中経過

今回の結果が良かった人。

素晴らしいです。

ただし、そこで安心して勉強を止めてはいけません。

今回の北辰テストは、夏期講習前までの自分の力で受けたテストです。

ここからさらに伸ばしていく必要があります。

反対に、思ったような結果ではなかった人。

落ち込む必要はありません。

ただし、

「まだ成果が出る時期じゃないから大丈夫」

と何も考えずに終わるのも違います。

結果を見て、自分ができなかった問題を確認する。

どの教科を伸ばす必要があるのかを考える。

そして、次の勉強につなげる。

北辰テストは、良い悪いを決めるためだけのものではありません。

これから何を勉強するべきかを教えてくれるテストです。

見るべきなのは、今の結果だけではない

大切なのは、今回の偏差値だけではありません。

9月、10月、11月。

そして、入試本番でどこまで伸びることができるか。

今、毎日取り組んでいることは、そのための準備です。

結果が出るまでには時間がかかります。

だからこそ、結果が出る前にやめてはいけない。

すぐに伸びないからといって、自分には才能がないと決めつけてはいけない。

今のみんなは、まだ成長の途中です。

夏に積み重ねた努力は、これから少しずつ形になっていきます。

北辰テストの結果が返ってきても、一喜一憂するだけで終わらせないこと。

結果を冷静に受け止め、次に何をするかを考えること。

夏の努力が本当の結果になるのは、これからです。

本当の勝負は、ここから。

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小原 陸