石橋です!
これの続きなんですが、そもそも、なんでこんなことを書くのかといえば、
勉強する方法論や勉強する量を増やすことは、その先の”目的”がわかっていないと無駄になるからです。
ただ、言われるといい勉強方法をやっていても本人がそれによって何も身につけたいと思わなければ結局身につくものは少ない。
逆に多少乱暴ややり方でも本人が学びたければ学べるものも多く、そういう人がより効果的な方法論を身につけると最強になります。
さぁ、勉強をする理由はあげたらたくさんありますが、今日はマインドセットについてです。
いろんなことが人生にはありますが、自分の意志に関わらず続けなければいけないものもあります。
それが今の日本では”勉強”なのかもしれないです。
ゲームは飽きたらやめられるし、部活だって所属しないことも可能です。
ただ、勉強に関しては、基本的にはやーめたというのはできません。
個人的に諦めてたとしても、学校の授業は行われますし、テストもありますし、評価も出ます。
こういったほぼ強制的な環境って大人になるとあまりないかもしれない、貴重な時期ではあります。
そんな環境の中で「やったらできる」という感覚を養う上で、強制的に勉強せざるを得ない勉強は多くの人にとって有効です。
なぜなら、基本的な勉強は、ちゃんとした手順でやれば”できるようになる”からです。
正しいやり方と適切な練習量があれば結果がとても出やすい。
スポーツや音楽や芸術よりももっと、いろんな人がそれを実感しやすい世界だと思います。
だからこそ、勉強を通して少しでも「自分の能力は高められる」という実感を持つことが人生においてのスタートです。
決して、勉強で1番になるということが目的ではない。偏差値の高い学校に行くことがゴールではない。
大人になった時にも、自分の能力を自分で伸ばせるという実感を持って社会に出ていくことが大事なんですね。
大事っていうか、その方が楽しいです。
移動手段のたとえでよくいうのですが、はいはいだけしかできない人生、歩けるだけの人生、走れる人生、自転車に乗れる人生、車に乗れる人生、バイクに乗れる人生、電車を使える人生、飛行機を使える人生。
どれもやるにはやり方を知って、それをできる能力が必要です。でも、その能力が身につけば、以前とは比べ物にならないほど移動距離は広まり、自分の行きたいところやりたいこともできる幅が増えます。
能力は高めた方が、生きるのが絶対に楽しい。
その能力の高めかたこそが、勉強を通して学べる最高のものではないでしょうか(^o^)