【水谷】1問できる喜びを 生徒応援ブログ ~DAY16~

石橋です。

みなさん、行動心理学って知ってますか??

これは、人間の心を行動を基本として分析する心理学の一つの体系です。

そこで、一番の基本と言ってもいい”強化”と”弱化”について。

人間の行動は二つの軸で考えることができます。

その行動をするかしないか、という観点と、

行動の結果が快か不快かという観点。

人間にとって、ある行動をして快を感じると、その行動が増えるようになります。

これを強化と言います。

例えば、隣の人の落ちたペンを拾ってあげたら(行動)

ありがとうと言われて嬉しかった(快)

という場合、次も隣の人のペンが落ちたら拾うようになる(強化)

逆に、

隣の人の落ちたペンを拾ってあげたら(行動)

勝手に触らないでと言われて悲しかった(不快)

という場合は、次はペンを拾わなくなります(弱化)

勉強でもこれと同じことが起きます。

何か行動したら、それを嬉しい、気持ちいいと感じるとそれが強化されます。

ちょっと回り道になりましたが、これが、

「1問できるようになったことを喜ぶ」ことの大事さを物語っています。

1問できるようになることに喜びをしっかりと感じられると、

頑張った結果を細かい快として受け入れることができます。

これによって、自然と行動つまり、勉強が増えていきます。

勉強が増えると、またできるようになった問題に出逢います。

これがいいサイクルの始まり。

しかも、そんなにたくさんの時間も努力もいらないです。

1問にこだわって、それができるようになったら嬉しいという気持ちをしっかりと感じる

これだけでいいんです。

小テスト勉強も、受験勉強も、全て、結局その1問の積み重ねですからね。

勉強をしているとその大事なことを忘れ、ただ問題を解くだけになっていくと、より悪循環で楽しくなくなります。

ぜひ、1問を大切に、1問できる喜びを大切に。

この記事を書いた人

石橋 凌