小学生のうちしか○○心は鍛えられない

小学生のうちに鍛えておくべき力はなんでしょうか?

計算力?

暗記力?

確かに大切なことはあげたらキリがないくらいたくさんあります。

しかし、ここで重要なものの1つを挙げるとすると

好奇心

です。

好奇心とは知らないことに興味を持ち、知らないことを知りたいと思う気持ちですね。

理由は2つ。

1つは、好奇心は幼い頃しか鍛えられません。

大人になっていくにつれ、好奇心を鍛えることが難しくなってしまいます。

だから小学生のうちに鍛えておかないと後悔しても時すでに遅し。(もちろん、そうなったら別の方法で勉強の意義を伝えることになります。)

2つ目の理由は、勉強の原動力だからです。

突然ですが、お母様方、ガンダムに興味はありますか?
(私は大好きです。笑)

さぁ、今からお母様方にガンダムついて勉強してもらいます。

機体の名前、ストーリーの中で起きる事件、その登場人物の名前、期待が動くための仕組みや構造、それらを設計するための知識や数式。

毎日5時間、ガンダムについて学び、家に帰ったらガンダムセミナーに2時間参加してもらいます。

そんな中、家に帰ってゆっくりしてたら「なんでテレビなんて見てるの?ガンダムについてのレポート書きなさいよ」と言われます。

もうお分かりですね。笑

そう、好奇心がない子どもたちにとっての「勉強」ってこういうものなんです。

興味も湧かない、知りたくもない、知ってどうするの?と子どもたちが思うことを、毎日毎日覚えさせられるわけです。

学校でも家でも。そしてできないと怒られるわけです。

とても苦痛ですよね。

回り道になりましたが、これが小学生のうちから好奇心を鍛えておくべき理由です。

知らないことを知るのは楽しい、という感覚をどれだけ感じさせてあげられるかが大事なわけです。好奇心を少しでも持っている子どもは勉強の楽しさも気づくことができる素地があります。

では、好奇心を鍛えるためには?

実は学校や塾のお勉強よりも、日常の保護者様との会話の方が圧倒的に大事です。

例えば台風が来たら、「台風ってなんなんだろうね?」「なんでぐるぐる回るんだろうね?」「なんで日本の方に来るんだろうね?」そういうことを日頃の会話で考えていく。

決して保護者様が答えを知っている必要はありません。一緒に調べてあげればいいのです。

そして、なるほどね〜賢くなってよかったね〜と楽しい雰囲気で終わらせればOKです。

それを積み重ねることが好奇心を身につける上でとても大事です。

「勉強しなさい!!」と怒ったり「なんで勉強しないのかしら、、」と思ったりする前に、

ぜひ日頃の会話に少しでも「なんで?」を入れて一緒に知識を増やすことを楽しんであげてください(^o^)

この記事を書いた人

石橋 凌