石橋です。
さて、前回のブログで、
「勉強はできないことをできるようになることで、自分の人生が広がる」
という話をしました。
勉強をしていると避けて通れないのが”テスト”です。
テストってみんな嫌いだと思ってるんですが、とてもいいものです。
テストがなければ、期日もないし、目標もない。
そんな中で頑張る方がよっぽどむずいので、テストとかって実は力を伸ばす上ではとても役に立ちます。
で、勉強をしていてテストがあると
「期間内でいかに効果的に身につけるか」という問題に直面します。
受験のように数年単位ものものあれば、小テストのように数日から1週間程度のものまで様々ですが、
テストには期日と範囲があります。
この条件下で、いかに「少ない時間の中で」「どれくらいの量を身につけるか」という2つの能力を高めるための工夫が必要になってきます。
同じ英単語10個を覚えるのにも、5分でできるやり方と、50分かかるやり方だったら、やはり5分でできる方が圧倒的にいいやり方なわけです。
そして、5分で10個覚えられるようになったら、範囲が100個だとしたら50分かけてしっかりと100個覚えること、さらに復習も10~20分でやり直して1時間程度しっかりと勉強できるかということも大事です。
人生勉強だけしてればいいわけではないですから、しっかりとやるべきことをやる時間を作っていく工夫も必要です。
このいかに少ない時間で、たくさんのことを身につけるか能力は、大人になって何かを身につけようと思っても使える能力です。
資格試験しかり、そういう体系化されていないような仕事のやり方だったり、先輩や同業他社が成功している事例だったりと断片的な学びでも、
素早く効率的に、たくさんの量を身につけられる方が当然いいわけです。
これらの力は、ただ勉強をしているだけでは身につかないんです。
1つのテストに対して、全力で取り組み、より良い点を取ろうという努力なしでは身につかないのです。
常に満点を目指す、満点を取れた人は、より短い時間で満点を取れないか、同じ時間でより多くのことを覚えられないか?という工夫の連続です。
だから、私は小テスト等で満点を取ることにこだわります。
中途半端なやり方では知識はある程度身につきますが、もっと大事な”物事の身につけ方”は上手にはならないと思います。