“本気でやる”ことの意味

昨日はEIMEI-TOPの参加者たちには、次回の北辰や期末で”本気”を出してみることを求めた。

本気になるには3段階ある。

1段階目。頑張って”は”いる。”一応”頑張ってる。

このレベルは本気とは呼べない。

本気で頑張れているかと誰かに聞かれて、堂々と「はい」と答えられない人はまだここにいる。

もちろん頑張ってないわけではない。”一応”頑張ってはいるんだからね。

次の段階に行くと、”自分なりには”本気でやっている。と応えられるレベルにくる。

本気で頑張れるかと聞かれて、堂々と「はい」と答えれるレベル。

これだけでも実はかなり少ない。学年上位にいても偏差値65あっても、自分なりにでも本気と言える人は結構少ない。

ただ、この段階には問題が1つある。それは、”自分なり”の基準が人により大きく異なる点。

1日2時間勉強して本気という人もいれば、1日6時間やって本気だという人もいる。

段階としては、”自分なりの”ベストを尽くすことから始めていい。だけど、ここで止まってはいけない。

そこまで頑張れる君はもっと頑張れるからだ。

そして、最終段階”誰が見ても”本気で勉強してると言えるレベル。

親にも、勉強そんなしてどうするの?と言われる。

友達にも、ガリ勉と言われたり、何目指してんの?と嘲られるレベル。

これを本気という。いや、狂気ともいう。

かくゆう石橋も大学受験の時は狂気じみた勉強をしてきた。

学校がある平日も毎日9時間勉強した。休日は15時間が当然。それは、机の上に止まらない。

トイレにもお風呂にも、食卓のガラスの下にも覚えるべきものを貼り

移動中は歩きながらでも参考書の復習をした。ペンと机がないとできないもの以外はどこだってできる。

TOPの先生たちも学生時代も、そして今も、人生を削って”本気”でEIMEI-TOPで指導してる。

じゃあ、どうしたら本気になれるか?って簡単なんだよね。

意味なんて考えずに、高いところを目指すこと。

それしかない。なんかかっこいい、なんか良さそう、その程度でいいんだ。

志望校が決まってないから頑張れない、とか

目標がないから頑張れない、とか

よく聞く言葉だが、はっきり言わせてもらえるなら、頑張りたくないから目標を持ってないとも言える。

そんなに勉強したくない、疲れるのは嫌、好きなことをしていたい、そう思うのが人間で、

でも、そんなこと露骨に言えないから無意識にこういう「目標が決まってないから頑張れない」と。

でもね、一つの真実を言おう。

目標なんて、どこだっていい。

人生で大事なのは、目標に向けて必死に頑張り能力を高めることだから。

常に高いところを目指して頑張り続けるその過程に、

多くの悔しさと、多くの喜びがある。

多くの仲間たちと、多くの支援者が集まる。

そうして能力が高まると、社会に出た時に誰かの役に立てる。

人の役に立てることが人生の喜びだ。

幸福な人生とは、
多くの感情を経験し、
多くの人たちに囲まれ、
多くの人たちの役に立てること
だと俺は信じている。

だから、君たちには目標を高く持って、本気で取り組んで、君たちの秘めたる更なる力を伸ばしていってほしい。

大袈裟じゃなく、君たちの幸せな人生のために、ね。

この記事を書いた人

石橋 凌