こんにちは🌞ひろっちです!
先日、保護者の方とお話ししていたときのことです。
「期末で80点取ったら、欲しがっていたゲームを買う約束をしたんです。でも、なかなか勉強を始めなくて…」
この時期、よく聞くお話です。
今日はご褒美の上手なつけ方について書いてみます。
ご褒美はダメ?
「ご褒美で釣るのはよくない」
そんな話を聞いたことがある方も多いと思います。
でも、ご褒美そのものが悪いわけではありません。
大事なのは、「何に」ご褒美をつけるかなんです。
点数より、行動に
アメリカで、小学生から中学生まで約3万6千人を対象にした、大規模なご褒美の実験がありました。
子どもたちを2つのグループに分けます。
- Aグループ:「テストの点が上がったら」ご褒美
- Bグループ:「本を読んだら」「宿題を終えたら」など、行動にご褒美
点数に直接つけるAのほうが、効きそうですよね。
ところが、学力が上がったのはBのほうでした。
Aのグループは、ほとんど変わらなかったそうです。
なぜ点数のご褒美は効かないのか
理由はとてもシンプルです。
Aの子どもたちに「ご褒美をもらうには、何をすればいいと思う?」と聞くと、
「問題文をよく読む」「見直しをする」といった、テストの受け方くらいしか出てこなかったそうです。
つまり、やる気はあるのに、点数を上げる方法が分からない。
「80点取ったら」と言われても、子どもには「じゃあ今日は何をすればいいのか」が見えていないんです。
さっきのお話のお子さんも、もしかしたら同じ状態だったのかもしれません。
楽しさは奪われなかった
「ご褒美をあげると、勉強そのものを楽しめなくなるのでは?」
という心配もありますよね。
この実験では、ご褒美をもらった子ともらわなかった子で、「勉強が楽しい」という気持ちに目立った差は見られなかったそうです。
安心して使って大丈夫です😊
お家でできること
期末テストに向けて、こんなご褒美の約束はいかがでしょう👇
- 「80点取ったら」→「ワークを毎日2ページ進めたら」
- 「順位が上がったら」→「1週間、決めた時間に机に向かえたら」
- ご褒美はなるべくすぐに(1か月後より、その週末に)
- 大きなご褒美を1回より、小さなご褒美をこまめに
どうしても点数につけたいときは、「そのために何をするか」まで一緒に決めるのがおすすめです。
そばで勉強の進め方を示す人がいれば、点数へのご褒美でも効果が出た、という研究もあります。
塾では、生徒と一緒に「点数を上げるために何をするか」を決めています。
お家では、その行動をほめて応援してもらえたら、とてもうれしいです✨
生徒のみんなへ。
自分で自分にご褒美を決めるのもアリですよ!
「今日のワークが終わったらアイスを食べる」くらいの、小さなもので十分です👍
ご褒美の決め方や声かけで迷ったときは、いつでも校舎の先生に相談してくださいね!
