【ふじみ野】各学年の夏の成果

夏期講習があと3日で終わる。

 

まだ終わりではないが、
各学年ともにこの時期を使ってしっかりとした価値を受け取ってくれた生徒たち。

 

中学3年生は受験の山場。

1年から3年の今までの総復習を行ってきた。一番勉強時間の多い学年でもある。1日4〜7時間+宿題を毎日淡々と、でも着実に。やっていることはシンプルだが、だからこそ継続することに意味がある。夏はスタートラインではあるが、ここでの努力は必ずあとにつながる。みな顔に真剣みがでてきた。北辰テストまであと1週間、まだできる。ギリギリまでできる限りを頑張ろう。

 

中学1,2年生は基礎固めからの予習。

主に数学・英語は1学期や前学年の内容を再度固め、2学期の先取りを始めた。英数は特に1学期の内容が土台となる。だからこそ、徹底した復習からの予習が効果的だ。英語では、必須の音読暗唱や英作文も取り入れたり、英単語記憶アプリを導入したりして、激変の英語改革をも乗り越えられるよう今後も改革は続く。国語では徹底的な解説能力の向上にもとり組んだ。説明されるのではなく説明することで、思考の整理や言葉の数を増やす。理社は先取りで少しでも準備を重ね、学校の授業でも少しでも分かりやすくなるように先取りをした。

 

高校生は、各々の道で、様々なこととの両立。

高校生はこうして全体で書くのはとてもむずかしい。なぜなら生徒によって、歩む道が大きく異なってくるからだ。普通科の生徒も、専門科の生徒もいる。進学校の子も、そうでない子もいる。中学の時に自分で決めた道でそれぞれが頑張っている。その中で塾に来るということの意味。やりたいことだけではなく、やるべきことに時間を取れる人になること。勉強というのは受験のためだけにするものではない。広い意味で、自分の人生を豊かにするためのものだ。自らの道で、様々なこととの両立をするために塾を活用してくれている子たちがいた。

 

小学生は、学習習慣の定着と先取り。

毎日のように同じ時間にペンを持ち、勉強を先に勧めていく。学校で習っていない内容や学校では出てこない難しい文章、英語の読み方、そういったものをコツコツ進めてた。遊び盛りの小学生。遊ぶこともとても大事だ。遊びから学べることもたくさんあるし、むしろそれは小学生のうちに学んでおかないといけない。でも、少しでも机に向かう習慣は途絶えさせちゃもったいない。2学期の学校の授業が少しでも分かりやすくなるようになる。自分の努力で自分の将来を良くする練習でもあるね。

 

言葉で書けば、なんのことはないことなのかもしれない。

でも、実際にやるのは簡単ではない。自分ひとりでここまでの学習ができただろうか?

もちろん、各生徒ごと各自の様々な状況のなかできっと頑張ったのだと思う。

 

夏期講習最初に話をしたことを覚えているかな?

自由は包丁であると。うまく使えば有効な時間、下手に使えば身を滅ぼす恐れもある。

きっと、子どもたちにとっては”楽”ではなかっただろう。でもそれでいい。楽は、あとに何も遺らない。

大変は大きく変わると書く。大変だからこそ、今までの自分にはできないことができるようになる。

1つの数式、1つの単語、1つの文章、それ1つ1つは覚えていないくらい小さな変化なのかもしれない。

でも積み重なっていくと気づいていないうちにできることも増えるもの。

 

君たちの夏休みは、大変だったなら、

君たちの2学期には、きっとなにかが変わる。

いや、変えよう、一緒に。

この記事を書いた人

石橋 凌