テストで点数が高いことは、いいことか?
そりゃもちろん、高いより低いほうがいいかもしれない。
でも、その点数の賞味期限っていつまでなんだろ?
うーん。
例えば、定期テストでいうなら、
「中間テストの点数が高かった。」
ということの効果はどれくらい続くんだろう?
うーん。
きっと、それって1ヶ月くらいかな?
だって、新しいことがどんどん追加されるんだからね。
中間の点数が高かった事自体は期末テストの点数を決定づけるものにはならない。
そう考えると、
点数が高いこと自体の賞味期限って本当に短いよね。
点数を高くすることは目標であって目的ではない。
その裏に隠れている
勉強を継続する力
わからないところに向き合う力
できるまでやり抜く力
計画を建てる力
そういういろんな見えない力がある。
それらの力があっての高得点だからこそ意味がある。
その力の賞味期限は?
ずっと、かな。
勉強を継続する力を身につけられた人は、
きっと大人になっても学び続けるね。
わからないところに向き合う力を身につけられた人は、
きっと大人になっても成長し続けるね。
そう、定期テストの点数というのはあくまでも一つの目標や目安に過ぎないんだ。
それが高いことや低いことに惑わされずに、
高めるためになにをしたのか?
結果としてなぜ高い点数が取れたのか?
なぜ低い点数になってしまったのか?
そうやって成長につなげていくことが何よりも大事な一生モノの力を身につける勉強の本質なのではないか。
そんなことを考えながら毎日授業してます。