1年生の保護者様へ。
想いが溢れてしまって長くなりすぎました、、、(・・;)
どうかお付き合いください。
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最初の中間テストが実施された学校がありますね。
(※中間テストがない学校は期末の時に大事なこととしてお読みください。)
生徒にとってのはじめての中間テストであり、
保護者様にとってもはじめての中間テストかもしれません。
日頃の学習に関しては、保護者様は深く関わりはないかもしれませんが、結果返却となれば、必ずと言っていいほど保護者様とお子様とのやり取りが生まれます。
ここで、子どもたちの自学自伸の力を伸ばすためにご協力いただきたいことがございます。
【原則】
本人がこのテストを通じてどう成長するかが1番大事なこと。
テストは本人にとっての出来事であり、親が本人以上に焦ったり頑張ったりしない。
【注意点】
①前提として、中学生は親からのアドバイスは通りにくいことを知っておく。
②悪かったものは塾の先生にアドバイスしてもらうように伝える。
③悪かったことの指摘よりも次にどうするかを考えるような問いかけをする。
それぞれ想いをお伝えします。
【原則について】
テストは本人にとっての出来事であり、親が本人以上に焦ったりしてしまわないことが大事です。
ごくたまにですが「子どもの点数を見て、めまいがしました」みたいなことを本気で言っている保護者様がいます。
しかし、これは正しい反応なのでしょうか?テストは子どもたち本人が受け、本人が改善し、本人が成長していくためのものです。
子どもたちの点数を見て心配にならない保護者様はいらっしゃらないとは思いますが、あくまでも子ども本人が主体です。
これを忘れてしまい、親ばかりあせってしまうと子どもは自分で取り組まなくなります。
子どもの成績データをグラフ管理しているような保護者様もたまにお見かかけしますが、かなりの高確率でその子どもは全くやる気がありません。
本人がテストを使ってどうやって成長していくのかが一番大事。
ここが1番の原則です。
①前提として中学生は親からのアドバイスは通りにくいことを知っておく。
これは、子どもの成長の過程でさけては通れません。
すべての子どもがそうとはいいませんが、多くの子どもが「親が言ってることには反発する」という気持ちになってきます。
小学生のときには「うん、そうだよね」と言ってたことも「いや、違うし。」などと反対してくるものです。
こうなったときに「そんな言い訳ばっかり言って!!」のようにより強い姿勢で対応してもより反発が強くなるか、そもそも会話から逃げ出そうとします。
保護者様の関わり方ももちろんですが、生徒の成長段階である程度は仕方のないことだという前提を持っておいたほうが、子どもにも、保護者様の精神衛生上も良いことが多いです。
②悪かったものは塾の先生にアドバイスしてもらうように伝える。
①にも関連するところですが、良かったことは保護者様から、悪かったことは塾の先生から。この方が、基本的には伝わりやすいです。
子どもも悪いことは指摘されたくないので、言い訳や反抗に繋がりがちです。
良かったことは「良かったね〜」と言ってあげていいと思いますが、
悪かったことは「塾の先生からアドバイスもらいなね〜」と言ってあげるのがいいと思います。
良かったことは何も言わず、悪かったものだけを指摘する、というのが1番子どもにとっても良くないやり方ですので、ご注意ください!
③悪かったことの指摘よりも次にどうするかを考えるような問いかけをする。
悪かったことについてなにかいいたいと思ったときも「今回はなんでこの点数だったと思う??」というように聞いてあげてください。
「ゲームばっかりやってるから」
「こんなミスしてるから」
決めつければ決めつけるほど、違う!!といいたくなるものです。
本人なりに考えていることを聞く、その後で、それを否定するのではなく、「あ、そう思ってるんだね!私としては○○だと思うな〜」というようなクッションを作るだけでも考えるきっかけになります。
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以上色々と書いていきましたが、塾でも1人1人と、今回の結果の原因は何で、良かったことや悪かったことは何で、次回にはどう改善していくのかをアドバイスさせていただきます。
せっかく塾に通っていますので、子供の成長のために塾をフル活用してください!