2026年度・中3第6回北辰テストは11月8日(日)に実施されます。第5回の翌日から数えると、残りはちょうど4週間。ここから大切なのは、教材を増やすことではなく、第5回の答案から弱点を見つけ、得点に変わりやすい順に直すことです。
この記事では、北辰テスト公式の出題範囲を確認したうえで、10月12日から11月7日までの学習計画、5教科別の対策、偏差値帯別の優先順位を整理します。申込方法や締切を確認したい方は、先に第6回北辰テストの申込案内をご覧ください。
第6回北辰テストまでの4週間でやること
| 期間 | テーマ | 具体的にやること |
|---|---|---|
| 10月12日~18日 | 第5回の分析 | 解き直し、失点原因の分類、苦手単元を3つに絞る |
| 10月19日~25日 | 弱点補強 | 数学・英語は毎日、理社は単元ごとに知識を固める |
| 10月26日~11月1日 | 実戦演習 | 時間を計って過去問・類題を解き、時間配分を調整する |
| 11月2日~7日 | 最終確認 | 間違い直し、暗記事項、持ち物と会場までの経路を確認する |
4週間すべてを「問題を解く期間」にしないことがポイントです。最初の1週間で原因を特定し、2週目で穴を埋め、3週目から本番形式へ移ります。
最初にやるべき「第5回北辰テストの復習」
自己採点では、問題ごとに次の4種類へ分類してください。
- A:知識不足―公式・単語・用語を知らなかった
- B:解き方不足―知識はあったが手順が分からなかった
- C:時間不足―後半までたどり着かなかった
- D:ミス―計算、読み違い、マーク位置などの失点
同じ不正解でも対策は異なります。Aは暗記、Bは類題演習、Cは大問ごとの時間設定、Dは見直し方法の固定が必要です。正解した問題でも勘で選んだものには印をつけ、解き直しの対象にしましょう。
教科別|第6回北辰テストの勉強法
国語:根拠を本文に戻して確認する
公式範囲は文学的文章、説明的文章、古典、漢字・文法・語句などです。2026年度第6回では課題作文は出題されません。読解は「なんとなく」で選ばず、選択肢の根拠となる一文へ線を引く練習をします。
- 漢字・文法・語句を毎日10~15分
- 文学的文章は心情が変化したきっかけを探す
- 説明的文章は接続語、指示語、対比に注目する
- 古典は主語と現代語訳を確認する
数学:前半の取りこぼしをなくしてから応用へ
公式範囲は1・2年全範囲と、中3内容の指定ページまでです。まず計算・小問集合で安定して得点できる状態を作ります。関数や図形の難問だけに時間を使いすぎると、短期間では合計点が上がりにくくなります。
- 毎日15~20分の計算練習
- 間違えた小問は翌日と3日後にもう一度解く
- 関数は式・グラフ・座標をセットで確認する
- 図形は条件を図へ書き込み、使った根拠を言葉にする
コンパスと三角定規(直定規でも可)は必携です。北辰テスト公式は、使用必須の問題で道具を使わずに書いた解答には得点を与えないと案内しています。
英語:長文を毎日読み、リスニングを止めない
公式範囲は1・2年全範囲と、中3内容の指定ページまでで、リスニングも実施されます。単語だけ、文法だけに偏らず、毎日英文に触れることが重要です。
- 教科書・単語帳の語句を毎日確認する
- 長文は設問を先に読み、探す情報を決める
- 文法は間違えた理由を日本語で説明する
- リスニングは週3回以上、聞いた後に英文を確認する
社会:地理・歴史の全範囲を「横断」する
第6回は地理(地図帳を含む)と歴史が全範囲、公民は東京書籍76ページまでです。最初から教科書を読み直すより、問題演習で忘れている場所を見つけ、資料集・地図帳へ戻る方が効率的です。
- 地理は地図・統計・産業を関連づける
- 歴史は年代の丸暗記より、原因→出来事→結果で整理する
- 公民は重要語句を具体例とセットで説明する
理科:1・2年範囲を得点源にする
1・2年全範囲に加え、中3内容も教科書別の指定範囲から出題されます。理科は学校・教科書によって進度が異なるため、自分が使っている教科書の範囲を必ず公式ページで確認してください。
- 用語だけでなく、実験の目的・操作・結果を説明する
- 計算問題は公式を覚えるだけでなく単位をそろえる
- グラフや表は「何を変え、何を測ったか」を確認する
- 苦手単元を一度に広げず、1日1単元で仕上げる
偏差値帯別に優先順位を変える
偏差値40台前半まで:基本問題を確実に
難問より、漢字・語句・計算・英単語・理社の基本用語を優先します。「できる問題を増やす」ことが最短です。1冊の教材を繰り返し、正答率を上げましょう。
偏差値45~55前後:失点の多い大問を絞る
基本の取りこぼしを減らしながら、毎回失点する単元を2~3個に絞って補強します。全部を同じ量だけ勉強するより、模試の答案から配分を決めてください。
偏差値55以上:時間配分と答案精度を上げる
解ける問題数を増やすだけでなく、制限時間内の判断が重要です。難問に粘る上限時間を決め、見直し時間を確保します。記述問題は、模範解答と自分の答案の「足りない要素」を比較してください。
偏差値は問題の難易度や受験者集団によって変わります。単純に「あと何点で偏差値がいくつ」とは決められないため、目標は前回の得点・教科別偏差値・志望校判定を合わせて設定しましょう。
平日・休日のおすすめ学習時間例
| 曜日 | 学習例 |
|---|---|
| 平日 | 数学25分+英語25分+理社または国語30分+直し10分 |
| 土曜日 | 苦手2教科を各60分+暗記30分+解き直し30分 |
| 日曜日 | 5教科の時間演習または過去問+採点・分析 |
時間は目安です。部活動や学校行事がある日は短くても構いません。ただし、数学と英語は間隔を空けず、理社の暗記も15分単位で継続してください。
直前1週間にやってはいけないこと
- 新しい問題集を何冊も始める
- 難問だけに長時間を使う
- 睡眠時間を削って勉強する
- 結果が不安で志望校を何度も変える
直前期は、過去に間違えた問題と暗記事項の確認が中心です。前日は持ち物、受験票、会場、交通経路を確認し、普段どおりの時間に休みましょう。
第6回の結果をどう使うか
成績は11月18日(水)夕方からWEBで確認できる予定です。私立高校の個別相談で北辰結果を利用できるか、どの回を何回分見るかは高校によって異なります。基準を一律に考えず、必ず各高校の説明会・個別相談で確認してください。
公立高校志望者は、合否判定だけでなく、教科別の弱点と正答率も確認します。12月6日の第7回までの期間は短いため、結果が出たらその週から修正を始めましょう。
明成個別で北辰テスト対策を相談できます
明成個別では、北辰テストの成績表や答案をもとに、教科ごとの失点原因と次に取り組む内容を整理します。「何から始めればよいか分からない」「志望校に対してどの教科を優先すべきか迷う」という方は、LINEからご相談ください。
まとめ
第6回北辰テストまでの4週間は、①第5回の分析、②弱点補強、③実戦演習、④最終確認の順で進めます。すべてを完璧にしようとせず、前回の答案から「直せば得点になる失点」を見つけることが重要です。申込をまだ済ませていない方は、申込締切と手続き方法も確認してください。
参照した公式情報(2026年10月10日確認)
※出題範囲・日程等は変更される場合があります。受験前に北辰テスト公式サイトの最新情報をご確認ください。この記事も公式発表に合わせて随時更新します。
