【2027年度】埼玉県の学校選択問題実施校一覧|浦和南高校が新たに追加!

2027年度(令和9年度)の埼玉県公立高校入試で、学校選択問題を実施する高校が発表されました。

今年度の大きな変更点は、さいたま市立浦和南高校が新たに加わったことです。

2026年度入試では22校でしたが、2027年度入試では23校になります。浦和南高校を志望する中学3年生は、数学と英語の入試対策をこれまでより早めに進める必要があります。

この記事では、2027年度の学校選択問題実施校一覧と、共通問題との違い、受験生が今から準備しておきたいことを解説します。

2027年度から浦和南高校が新たに追加

埼玉県教育委員会が2026年5月21日に公表した資料によると、2027年度入試で学校選択問題を実施する高校は23校です。

新たに追加されたのは、さいたま市立浦和南高校です。

浦和南高校の公式サイトでも、2027年2月25日に行われる学力検査について、学校選択問題を実施すると案内されています。

2026年度からの変更

入試年度実施校数新規追加校
2026年度22校なし
2027年度23校さいたま市立浦和南高校

2026年度の実施校と照合したところ、実施を取りやめた高校は確認されませんでした。つまり、従来の22校に浦和南高校が加わった形です。

2027年度の学校選択問題実施校一覧

2027年度の学校選択問題実施校は、次の23校です。すべての高校で数学と英語の2教科に学校選択問題を使用します。

高校名実施教科
県立浦和高校数学・英語
浦和第一女子高校数学・英語
浦和西高校数学・英語
大宮高校数学・英語
春日部高校数学・英語
川口北高校数学・英語
川越高校数学・英語
川越女子高校数学・英語
川越南高校数学・英語
熊谷高校数学・英語
熊谷女子高校数学・英語
熊谷西高校数学・英語
越ケ谷高校数学・英語
越谷北高校数学・英語
所沢高校数学・英語
所沢北高校数学・英語
不動岡高校数学・英語
和光国際高校数学・英語
蕨高校数学・英語
さいたま市立浦和高校数学・英語
さいたま市立浦和南高校数学・英語/2027年度から追加
さいたま市立大宮北高校数学・英語
川口市立高校数学・英語

※県立浦和高校、春日部高校、熊谷高校、越ケ谷高校、所沢高校は全日制課程が対象です。

学校選択問題とは?

埼玉県公立高校入試では、数学と英語について、全県共通の「学力検査問題」と、一部の高校が採用する「学校選択問題」が用意されます。

学校選択問題は、共通問題よりも応用的な内容を含む問題です。特に数学では、複数の知識を組み合わせて考える問題や、途中の考え方を整理しなければ解けない問題が出題されます。

英語も文章量や設問の難度が上がるため、単語や文法を覚えるだけでなく、一定の速さで英文を読み取る力が必要です。

なお、「学校選択問題」は受験生が当日に問題を選ぶ制度ではありません。志望校によって、受験する問題があらかじめ決まります。

浦和南高校の受験生は何が変わる?

浦和南高校は、2026年度入試までは数学・英語ともに共通の学力検査問題を使用していました。2027年度入試からは、数学と英語が学校選択問題に変わります。国語・社会・理科は共通問題です。

学校選択問題になっても、数学と英語はそれぞれ100点満点です。ただし、問題の難度や時間配分が変わります。

  • 数学では、すべての問題を解こうとして時間不足にならないようにする
  • 英語では、長文を読むスピードを高める
  • 難問だけでなく、基本問題を確実に得点する
  • 過去の学校選択問題を使って時間配分を練習する
  • 浦和南高校の選抜基準と各資料の配点も確認する

「難しい問題をたくさん解けばよい」というわけではありません。基礎問題を落とさず、解ける問題を正確に選ぶ力も重要です。

学校選択問題と傾斜配点は別の制度

学校選択問題と混同されやすいものに「傾斜配点」があります。

学校選択問題は、数学と英語でどの問題を使用するかという違いです。一方、傾斜配点は特定教科の得点を学校が定めた倍率で換算する仕組みです。

学校選択問題を実施しているからといって、必ず数学や英語が傾斜配点になるとは限りません。実際の合否判定では、学力検査、調査書、面接などの扱いが高校ごとに異なります。志望校の「選抜実施内容」を必ず確認してください。

学校選択問題を受ける中学生が今から準備したいこと

1.まずは中学校の基本内容を固める

学校選択問題対策でも、土台になるのは教科書レベルの知識です。数学なら計算、方程式、関数、図形、確率などの基本問題を正確に解けるようにしましょう。英語は単語、熟語、文法を早い時期に固めることが重要です。

2.夏以降は学校選択問題の過去問に触れる

最初から高得点が取れなくても問題ありません。時間内にどこまで解けるか、どの問題で時間を使いすぎたかを確認することが大切です。

3.解かない問題を判断する練習をする

特に数学は、1問に長い時間を使うと、後半の得点できる問題に手が回らなくなることがあります。難しい問題をいったん飛ばし、取れる問題を先に確保する練習も必要です。

4.模試の結果だけで判断しない

模試の偏差値や判定は志望校選びの参考になりますが、それだけで合否が決まるわけではありません。内申点、学力検査、面接などの扱いは高校によって異なります。模試の結果と志望校の選抜基準を合わせて確認しましょう。

浦和南高校志望者は早めの切り替えを

浦和南高校の学校選択問題導入は、2027年度入試の大きな変更点です。共通問題を前提に勉強していると、秋以降に学校選択問題へ対応するのが難しくなる可能性があります。

一方、早い時期から数学と英語の基礎を固め、段階的に応用問題へ進めれば、必要以上に不安になる必要はありません。まずは現在の学力を確認し、基礎に戻る部分と学校選択問題へ進む部分を整理しておきましょう。

まとめ

2027年度の埼玉県公立高校入試では、23校が数学と英語で学校選択問題を実施します。最大の変更点は、さいたま市立浦和南高校が新たに加わったことです。

  • 数学と英語の基礎を早めに完成させる
  • 学校選択問題の形式と時間配分に慣れる
  • 志望校の選抜実施内容と配点を確認する

明成個別鶴瀬東校舎では、志望校の選抜基準や現在の学力を確認したうえで、一人ひとりに必要な受験対策を考えていきます。「学校選択問題をいつから始めればよいか分からない」「浦和南高校に向けてどの教材を使えばよいか」といった場合も、お気軽にご相談ください。

参照した公式情報

確認日:2026年8月3日

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この記事を書いた人

小原 陸