テストが返ってくると、「点数はどうだった?」「順位は?」「前より上がった?」
親としてつい気になってしまうものです。でも、その前に、まず伝えてあげてほしい言葉があります。
「お疲れさま、よく頑張ったね!」
このひと言は、何点を取ったかよりも、ずっとずっと大切なプレゼントになります。
Contents
■ テストまでの努力は、ちゃんと見えていますか?
子どもたちは、テストに向けて「わからない問題に挑んだり」「眠いのに机に向かったり」「友だちと解き方を教え合ったり」
実にさまざまな努力をしています。
でも、テストの結果って、どうしても数字でしか返ってこない。
だからこそ、「過程」や「姿勢」を見てあげられるのは、親や先生だけなんです。
■ 点数や順位だけが“評価”じゃない
もちろん、点数や順位も大事です。
でも、それだけで子どもを評価してしまうと、「いい点を取らなきゃ認められない」「失敗したら怒られる」と思わせてしまいます。
それよりも、
・前よりも時間をかけて勉強していた
・ワークを自分から進めていた
・苦手な科目をあきらめずに頑張っていた
そんな「小さな努力」に気づき、褒めてあげてほしいのです。
■ 褒められると、子どもは「また頑張ろう」と思える
「平均点を超えてるなんてすごいね」
「前より漢字ミスが減ってる!」
「ここ、前はわからなかったのに、できるようになったね!」
こんな風に、“変化”や“成長”を言葉にして褒めると、子どもたちはちゃんと受け取ります。
認めてもらえた経験は、「もっと頑張ろう」っていう自信になります。
■ 褒めるのは、「点数」じゃなくて「努力」
もし結果が振るわなかったとしても、「今回も最後まであきらめなかったね」「前より真剣に取り組んでたの、知ってるよ」と、努力した姿勢を褒めてあげてください。
失敗の中にあっても、褒められた経験がある子は、立ち直りが早いです。
逆に、結果だけを見て叱られてばかりだと、子どもは“チャレンジする気持ち”を失ってしまいます。
■ 最後に…
テストの結果が返ってきたとき、子どもたちは不安な気持ちでいっぱいです。
「怒られるかな」「がっかりされるかな」と思いながら、答案を見せている子もたくさんいます。
だからこそ、まずは「よく頑張ったね」「お疲れさま」のひと言を。
その言葉が、子どもにとって最高のご褒美になります。
私たちも、その努力をしっかり見て、次の一歩に繋がるサポートをしていきます。
一緒に、子どもたちのがんばりを応援していきましょう。
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