【鶴瀬東】思い込みの力

1998年に伊藤浩司さんが、100m走で10秒00を出しました。これは当時のアジア記録で、とてつもない記録だったんですが、9秒台まで時間の問題!と言われてから、日本人が9秒台を出すのには20年近くかかりました。

2017年に桐生祥秀さんが出した9秒98、またしばらく超えないだろう。と思われていた記録なのですが、その2年後には小池選手が9秒98をだして、

まだ7年しか時間は経ってないのに、日本人選手で9秒台を出した人は4人います。

これって理論とか理屈の話じゃないと思ってて、

この記録が出たのは、「俺も9秒台を出せるんじゃないか?」という「思い込み」だと個人的には思ってます。

勉強とかも一緒で、自分が取ったこともないような順位、点数でも、「いける!」って思った時には案外いけるもの。

だから、前20位くらいだった人は全然1位を目指してもいいと思うし、前300点だった人が、400点って目標にしてといいと思う。

いい意味で自分のことをいかに「洗脳」できるかが大事。

「俺は私は、1位を取るんだ、取れるんだ」という気持ちで、

必死に今日も頑張っていこう。

この記事を書いた人

小原 陸