大問1 小問集合 (全24点)
今年の大問1は比較的簡単な問題のみ出題されていました。
水の電気分解が書けるか書けないか
それくらいかと思います。
ここは24点取れているとかなり大きいかと思います。
大問2 地学分野 (全19点)
(1)断層についての問題ですね。押されてどちら側に動いたのか。ここは当日の焦りがあると迷ってしまったのではないでしょうか
(2)震度の問題ですね。0〜7の10段階で構成されています。震度5,6のみ弱と強があるので0〜7で構成されているんですね。
(3)B地点から直線を引いてA地点からも表の情報を考慮するとある一点で交わるので答えが1つになりますね。
(4)これはただの計算。
(5)これはプレートの分布と震央の分布を見ると明らかにプレートの境界に沿って震央が分布されていますね。
大問3 生物分野 (全19点)
(1)1つの細胞でできている=単細胞。
(2)〜菌とつくものは細菌類、カビなどは菌類に分類されます。
(3)加熱することで全て死滅させる。蓋をすることで外部からの侵入を防ぐ。イメージ通りの答えにはなっています。
(4)表にある2日後と4日後の結果から、どちらの方が分解速度が速いかがわかります。なぜ分解が速いのか。微生物の数が多いから早く分解ができると考えればOKです。
(5)分解者には有機物を無機物に変える働きがあるのですがその際には必ず酸素が必要となります。どこから酸素が取り込まれるのか、空気中しかないなという思考になるわけです。
大問4 化学分野 (全19点)
(1)メスシリンダーは1/10の目盛りまで読み取らなくてはならないので問題で提示された図から58.5と読み取ることができます。もともと水は50.0しかなかったので増えた分は全てトマトの体積と言い切れる問題です。
(2)B〜Eの中で唯一質量と体積の関係が逆転しているのがCですね。水に浮くかどうかは密度が関係してくるので水の密度より小さければ浮くので唯一密度が1を下回っているCが答えとなるわけです。
(3)プラスチックは燃やすと焦げてしまいますよね。燃やして焦げるものは全て有機物です。炭素が含まれているものは全て有機物と呼ばれています。
(4)1つずつ誤っているところがないか確認すれば答えは2つに絞られるはずです。
(5)冷たい空気と触れ合っていないので、表面が凍った場合の水中は比較的冷えにくい状態となります。
大問5 物理分野 (全19点)
(1)Ω=V÷Aで求めることができるのでまずはmAをAに単位変換することから始めましょう。
(2)これは右ネジの法則を使用することでまずはコイルのどちら側にN極があるかがわかります。方位磁針の色がついている部分は必ずN極の方向に向くのでエが答えとなります。
(3)磁界の強さを強くするためには電流の大きさを大きくすればいいのでウのみ誤っていることになります。
(4)極地方に行けば行くほど、磁力線が集中していることがわかります。図を見て答える問題なので解説は不要でしょう。
(5)P地点での図をみてあげればQ地点での傾きがわかるかと思います。
所感
今年は理科が比較的、点が取りやすい内容になっていたかと思います。
得意な子であれば100点も狙える問題だったかと思います。
点が高かった子は自信を持って他の教科の自己採点もしてみましょう。