そのワーク、ただの「作業」になってない?

昨日の授業の休み時間のこと。 ある生徒がおもむろに歩いてきて、こう尋ねてくれたんだ。

「先生、学校のワークのやり方を教えてください!」

この質問を聞いたとき、心の中で「お、すごいな」と唸ってしまった。

「提出物」ではなく「ツール」として捉える

この子の何がすごいのか。 それは、学校のワークを単なる「出さなきゃいけない提出物(作業)」ではなく、「テストで点を取るためのツール(武器)」として捉えていることだ。

つまり、取り組む「目的」がめちゃくちゃ明確なんだよね。

休み時間といえば、友達と話したりお菓子を食べたりしたいはず。その気持ちを少し我慢して質問に来てくれたのは、彼の中に「何のためにこれをやるのか」という強い目的意識があるからに他ならない。

意味のない「オレンジペン」と「無心な周回」

ハッキリ言おう。 学校のワークは「終わらせること」が目的じゃない。 「そこにある問題を自力で解けるようにすること」が本当の目的だ。

だからこそ、

  • 提出に間に合わせるために、答えをオレンジペンで写して埋める。
  • 何も考えずに、ただ思考停止で全問を3周、4周と繰り返す。

これらは、時間は使っているけれど、実は「勉強」ではなくて「作業」になってしまっている。すごくもったいない。

賢く「絞る」のが、効率アップのコツ

例えば、ワークを周回するときも工夫ひとつで価値が変わる。

1周目で間違えた問題に印をつけておけば、2周目は「そこだけ」やればいい。そこでまた間違えたら、さらに印を追加する。3周目はその印がついた問題だけをやる。

そうやって取り組めば、全問ダラダラ解くよりもずっと短い時間で、効率よく「できないものをできるようにするための時間」を作ることができるんだ。これこそが、本当の意味での「テスト勉強」だよね。

目的を意識すれば、価値は「何倍」にも跳ね上がる

何事も、目的を意識して取り組むだけでその価値はガラッと変わる。

これは勉強だけじゃない。 部活動の練習も、「ただメニューをこなす人」と「この動きを試合で使うためにやる人」では、上達スピードが全然違う。 それは将来大人になって働き始めたときも、全く同じことが言える。

その行動の「先」を見よう

「今、自分は何のためにこれをやっているのか?」

その行動の先にある目的を意識してみよう。 それだけで、君たちの努力は驚くほど結果に結びつくようになる。

「やり方がわからない」「もっと効率よくしたい」と思ったら、いつでも相談においで。
一緒に「最高に価値のある時間」を作っていこう!

この記事を書いた人

陽生田中