「“何時に寝るか”よりも“どう寝るか”が集中力を左右する」
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〜睡眠と学力の深い関係〜
テスト前になると、つい夜更かししてしまう生徒が増えます。
ですが実は、学力に影響するのは**「何時に寝たか」よりも「どう寝たか」**です。
今回は、睡眠が集中力・テスト結果にどんな影響を与えるのか。
そして お家でできる夜更かし対策 についてわかりやすくまとめました。
なぜ「どう寝るか」が大事なのか?
睡眠は レム睡眠(浅い眠り) と ノンレム睡眠(深い眠り) を90分周期で行き来しています。
特に勉強面で重要なのが…
記憶の定着は“深いノンレム睡眠”で起こる
研究では、
深い眠りの時間がしっかり確保されているほど、記憶の定着率が高い
ことが明らかになっています。
つまり、
寝る時間が遅い
スマホで脳が覚醒したまま布団に入る
浅い睡眠しか取れない
…という状態だと、せっかく勉強した内容が整理されにくいのです。
睡眠の質は「寝る前の30分」で決まる
ここを改善すると、一気に集中力が変わります。
寝る前30分のおすすめ行動
スマホは30分前にストップ
→ ブルーライトで脳が覚醒してしまうのを防ぐ。復習は“軽いもの”で終える
→ 暗記カード、教科書の見返しなど安心してできる内容に。照明を暖色系に
→ 明るい白色灯は脳を覚醒させるためNG。お風呂は寝る90分前が理想
→ 体温がゆっくり下がるタイミングで眠気が生まれる。
夜更かしの原因は「帰宅後のダラダラ時間」
特に塾の日は、遅い子だと 家に着くのは22:00頃。
そこから夕食 → お風呂 → スマホ…という流れで、気づけば深夜に。
ポイントは、
“寝る時間”ではなく“帰宅後の流れ”を固定すること。
塾の日の理想的な流れ
① 帰宅 → 10分だけ休憩(スマホは触らない)
→ ここでスマホを触らないだけで寝る時間が30〜60分短縮されます。
② 夕食 とお風呂の順番を固定
→ 順番を迷わず動けるとスムーズ。
③ 寝る前の勉強は5〜10分でOK
→ 難問は禁止。復習カードや教科書の見返しなどに限定。
④ 23:00~23:30の間には布団に入る
→ 帰宅が遅い以上、完璧な早寝より“寝るタイムゾーンの固定”が現実的で続けやすい。
親が子どもにしてあげられるサポートは?
保護者の関わり方ひとつで、睡眠の質は大きく変わります。
以下は特に効果が高いサポートです。
親ができること① 就寝の際はスマホを「自室に持ち込ませない」
子ども自身に管理させるのはほぼ不可能です。
寝る前にスマホを触ってしまったことで脳が覚醒して眠れず、気づいたら1時2時なんてことも…。
就寝時はスマホを布団に持っていくのではなく、リビングなどに置いていくことで質の良い睡眠につながります。
親ができること② 塾帰りの“流れ”を一緒に決める
帰ったらまず何をするか
どれだけ休憩するか
夕食とお風呂の順番
これらをルール化すると夜更かししにくくなります。
親ができること③ 朝の光を浴びる習慣づけ
朝の太陽光は体内時計をリセットし、夜の眠気を作るスイッチになります。
親ができること④ 休日の起床時間を乱しすぎない
休日に昼まで寝ると、平日の睡眠リズムが崩れ成績にも悪影響。
睡眠が整うと、子どもはこう変わる
塾でもデータ・経験としてよく見られる変化です。
ケアレスミスの減少
集中力が長く続く
暗記のスピードが上がる
イライラや焦りが減る
テスト対策の吸収力が高まる
「睡眠=学力の土台」とよく言われますが、本当にその通り。
土台を整えるだけで、勉強効率が劇的に変わります。
まとめ
💡 何時に寝るかより、どう寝るかが集中力を左右する
💡 深い睡眠が記憶定着のカギ
💡 塾の日は帰宅後の流れを固定するのが夜更かし対策
💡 親ができるサポートの効果は絶大
生活習慣は勉強と同じくらい大切です。
「夜遅くなってしまう」「寝つきが悪い」というお悩みも、ぜひ気軽にご相談ください。
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