テストを受けるときに「ミス」をいかに減らすかが大事。

いよいよ明日は北辰テストですね。

今日のうちにやっておきたい最後の確認があります。

それは、「ケアレスミスを防ぐ仕組み」を整えること。

ケアレスミスは「気をつけよう」と思うだけでは防げません。

テスト中は誰でも緊張します。焦ると“いつも通りの判断”ができなくなります。

だからこそ、意識ではなく**手順(ルール)**でミスを防ぎましょう。


① 問題文の条件を「最初と最後に」確認する

これは5教科すべてに使える基本です。

  • 「〜でないもの」「正しいもの」などを最初に赤線で囲む

  • 答えを書いたあと、条件と答えをもう一度照らし合わせる

👉 国語・社会・理科の選択問題だけでなく、

英語の並べ替えや数学の文章題にも共通します。

“最初と最後に条件を読む”を習慣にしておきましょう。


② 計算・書き間違えは「チェックを仕組み化」

数学だけでなく、英語・理科でも数字や記号の見落としは起こります。

  • 数学:符号に線を引く、単位を確認する

  • 理科:単位(cm、mL、gなど)を必ず確認

  • 英語:単語のスペル・語順を1回読み直す

“最後の10秒で確認するポイント”を決めておくと、焦ってもミスしません。


③ 「解きながら確認する」姿勢を持つ

見直しは大切ですが、終わってからまとめてやるよりも、

解いている途中で確認する方がミスは確実に減ります。

  • 計算の途中で1行ごとに「ここまでOK」と軽く確認

  • 英作文は、1文書いた時点で主語・動詞・ピリオドをチェック

  • 国語・社会は、根拠のある箇所に線を引いておく

「解きながら確かめる」ことで、最後に慌てる時間がなくなります。


💡教科別ワンポイント

  • 国語:設問条件(理由・内容・感想など)を読み間違えない

  • 数学:符号・単位・計算順を確認

  • 英語:主語・動詞・語順・スペルの4つを確認

  • 理科:単位と記号のミスに注意(例:mとcm)

  • 社会:選択肢の読み間違いを防ぐために、「正しいもの/誤っているもの」を強調


まとめ

ケアレスミスをなくすコツは「気をつける」ことではなく、

どの教科でも使える“確認の仕組み”を作ること。

  • 最初と最後に条件を読む

  • チェックの流れを決めておく

  • 解きながら確認する

この3つを実践できれば、

焦っても、緊張しても、ミスは確実に減ります。

明日は落ち着いて、

いつも通りで解いてくること

努力の分が、しっかり点数に表れます。

この記事を書いた人

小原 陸