【鶴瀬東】この北辰がゴールではない

さぁ、北辰テストがいよいよ8月31日に迫ってきました。

部活動を引退し、定期テストもなく、夏休みの大量の時間を注いで勉強してきた一発目のテスト。

入試にとっても、とても重要なテストの1つであると同時に、
生徒・保護者様皆さんにとっては、気持ちとしても重要度の高いテストであると思います。

夏期講習では、
生徒としては、あれだけたくさんの時間を費やし、
保護者様としても、その分の授業料もかかっていますし、
いろんな想いを持ってこのテストに臨んで結果を受け取ることになります。

その立場を自分も経験してきているので、わかります。

だからこそ、言わせてください。

これがゴールではない、と。

テストはいつも通り、しっかりと受けてきてほしい。

つまり、

・ちゃんと解答を問題用紙に写す(記述とか以外は)

・当日中に丸付けはする

・各教科できなかった問題を2〜3問でいいので解き直しする

・類題演習をする

です。

結果が返ってきた時も同様です。

一喜一憂してはダメです。

上がったからといって”実力がついた!!”と安心して手を抜く。

数ヶ月であっという間に成績は元通りになります。というか、1回の成績はあくまでのその単元や範囲での出来なので、範囲が変わったら全然できてない可能性も十分にあるので、誤解してはダメです。

逆に思ったように上がらない(中には下がることもあります)時、

あんなにやったのに意味なかった。自分はやっても意味がない。という極端な諦め。

これもさっきと一緒です、その単元でできていないだけであって、それで全てを判断するようなことがあってはいけません。

正しい行動をしましょう。

目的は、実力をしっかりとつけて、自分の行きたい学校に入って、その後も楽しい高校生活を送れるだけの知識と学習習慣を身につけること。

それがわかっていれば、テスト中、テスト直後、結果返却後、やることが見えてくるはず。

結果が返ってきたら、いかなる偏差値であろうとも、
自分ができていなかった問題の中で、
解けるようになるべき問題を正答率表から判断し、
解き直しをして
さらに類題演習ができることが大事です。

高校でもその力が試されます。

ぜひ、この北辰に全力を尽くすと同時に、目的・ゴールではないということを忘れず、実力を高める最大限の努力をしていきましょう。

この記事を書いた人

小原 陸