お盆休みに登った富士山。今までの記事や動画はもう見てくれたかな??
1つ前の記事はこちら!!
みんなの身近にある、いつも食べている、あの袋についての不思議をまとめたよ👍
今回は標高と気温の関係についてです!
ふもとは半袖でも汗ばむ陽気だったのに、八合目を過ぎたあたりから手がかじかんできて、山頂ではまるで真冬のような寒さでした🥶

「太陽に近づいているのに、なぜこんなに寒いの?」
と、不思議に思った人も多いはず。
― 山頂に近づくとなぜ寒くなるのか? ―
高度が上がると温度が下がるワケ
実は、標高が100m高くなるごとに気温はおよそ 0.6℃下がる と言われています。これを 気温減率(きおんげんりつ) と呼びます。
※これは覚えてなくても、へーそうなんだくらいで大丈夫です👍
例えばふもとが25℃だったとしても、山頂(約3700m)では…
25℃ - (0.6℃ × 37) ≒ 3℃!
そりゃ寒いはずです。
理科で説明すると…
では、なぜ標高が上がると気温が下がるのか?
太陽に近づいているのに寒くなるなんておかしい!と思っているそこの君たち!!
その理由は「空気の膨張」にあります。
- 高い場所は気圧が低く、空気が膨らみやすい。
- 空気が膨張すると、分子のエネルギーが拡散して温度が下がる。
つまり、山頂で寒いのは「太陽から遠いから」ではなく、空気が膨張して冷えているからなんです。
ちなみに、宇宙から見たら地上と、地上から3000m地点では、太陽との距離はさほど変わりません。
なんてったって、太陽と地球は1億4960万km離れているのだから!!!!!!!
そのうちの3000m=3kmだと考えると、合ってないような差ですよね笑
まとめ
- 標高が上がると100mごとに約0.6℃下がる
- 富士山頂はふもとより20℃近く低いことも
- 寒さの理由は「空気の断熱膨張」
登山に行くときは防寒着必須!
でも同時に、理科を学んでいるとその寒さすら「実験結果」に見えてちょっと楽しくなるよ!!

