埼玉県の高校入試、2027年度マークシート方式へ完全移行!?国語の作文も廃止に!?

2025年7月24日、埼玉県教育委員会から非常に大きなニュースが発表されました。

2027年度入試(現・中2が対象)から、県立高校の学力検査が大きく変わります!

※現段階での情報のため、変更の可能性もございます!

内容これまで2027年度から(変更後)
解答形式記述式+一部マーク式全教科マークシート方式
国語の作文問題あり(埼玉の特徴)完全廃止
面接試験一部高校のみ全校で実施
採点手作業中心専用機器による自動採点

 なぜマークシート方式に?

埼玉県教委は、「迅速かつ正確な採点」「公平性の確保」「教員の負担軽減」を理由に挙げています。

全国的にもマークシート方式が主流になりつつあり、埼玉もこの流れに乗るかたちです。

 国語の作文問題、廃止へ

これまで「表現力」や「思考力」を評価する貴重な問題として特色だった国語の作文問題も、マーク式に置き換わります。

採点の公平性や時間の課題から、廃止に踏み切ったと見られています。

面接試験も全校で導入へ

すでに県教委は、2027年度から全ての受検生に

  • 自己評価資料の提出
  • 各校での面接試験
    を課すことを発表済み。

「学力+人間性」の総合評価型入試へと変わっていきます。

記述問題はどうなる?

各教科の出題は、

  • マーク式:9割
  • 記述式(思考・表現・判断力など):1割程度
    に変更される見込み。

つまり「マークに強くなること」は今まで以上に大切ですが、

記述力も完全には不要になるわけではない点は注意が必要です。

今後のスケジュール

  • 8月上旬まで:県HPにマークシート形式の「問題・解答用紙サンプル」「保護者・中学生向けリーフレット」を公開予定
  • 8月以降:中学校教員向け説明会を実施

 明成個別の見解と対策

知識を正確に覚える力(マーク対策)

わかりやすく伝える力(面接対策)

自分の考えを持つ力(記述1割・面接共通)

 

受験は「情報戦」!

入試制度は大きく変わりますが、事前に情報を得て準備しておけば怖くありません。

明成個別では、これからも受験生・保護者の皆さまを全力でサポートしていきます!

この記事を書いた人

石橋和樹