12月って、子どもたちにとって実は 一年で一番“油断しやすい月” なんです。
次のテストまでは少し期間があくし、クリスマス・冬休み・大晦日……ワクワクするイベントがたくさん。
そして同時に、子どもたちにとっては 「勉強しない理由」がいくらでも作れてしまう月 でもあります。
でも、ここで声を大にして伝えたいことがあります。
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12月の頑張りは“未来の自分”への最高のプレゼント
1月に「もっとやっておけばよかった…」という言葉を毎年のように聞きます。
逆に、12月からコツコツ積み上げた子は、1月・2月で一気に伸びます。
12月は勉強の“準備期間”ではなく、実はスタートダッシュの月。
ここでの取り組みが、次のテストでも受験でも、大きな差になります。
では、親として何をしてあげるべきなのか?
12月の子どもは、気持ちがフワッとゆるみがち。
だからこそ、保護者の関わりがとても大切になります。
ここでは、お子さんの「やる気」を落とさないためのコツをお伝えします。
①「やること」を一緒に“見える化”してあげる
「早く勉強しなさい」よりも効果的なのは、
“今日やることが明確になっている状態にしてあげること”。
・英語のワーク〇ページ
・国語の漢字10個
・数学の復習プリント1枚
こうした“小さなタスク”に分解してあげるだけで、子どもは動きやすくなります。
② 勉強できた日はしっかり褒める
12月は誘惑が多いぶん、いつもより褒める価値があります。
「今日は集中してやれてたね」「この調子でいけば次めっちゃ良いよ」
この一言が、子どもを大きく動かします。
③ “勉強を邪魔しない環境”をつくる
・スマホの置き場所
・テレビの音
・家の雰囲気
これらは地味ですが、本当に大きな影響があります。
ポイントは、子どもに我慢させるのではなく、親子でルールを決めること。
主体的に決めたルールは、守りやすいです。
④「やらせる」ではなく「応援する」スタンスで
12月は特に、押しつけ感が出るとやる気が一気に下がります。
声かけのポイントは、
✕「まだやってないの?」
○「今日、どこまで進める予定?」
この“質問ベース”の関わり方が、やる気を引き出します。
最後に
12月をどう過ごすかで、1月からの伸びは本当に変わります。
塾としてもここからしっかり伴走しますので、ぜひご家庭でも “やる気の火を消さないサポート” を意識していただければ嬉しいです。
「イベントが多い月だからこそ、周りと差をつけられる月。」
一緒にお子さんの成長を応援していきましょう。
