テスト後の【振り返り】本当の目的は?

 

夏休みが明けて、2学期がスタートしたと思ったら……
あっという間に中間テストの時期がやってきましたね!

多くの学校では、10月1週目でテストが終わったところです。
少しホッとした生徒も多いと思いますが、

明成ではここからが本番!!

今日は、明成で毎回大切にしている【テスト後の振り返り】についてご紹介します💡

 

 

明成ではこのような振り返りシートを使って、

①テスト期間の取り組みの振り返り
②テスト返却後の結果の振り返り

を全員行っております!!


■ なぜ「振り返り」を2回やるのか?

明成では、テストの振り返りを
①テスト返却前(自己評価ベース)
②テスト返却後(結果ベース)
の2回に分けて行っています。

※時期が重なる場合はまとめて行うこともありますが、考え方は同じです!

これは、返却後の結果だけに引っ張られないようにするためです。


例えばこんな風に思ってしまうこと、ありませんか?

「今回は今までで一番勉強した。でも点数悪かったから意味なかったかも…」

これはとてももったいない考え方!

「過去最高の勉強時間だった」ことは間違いなく素晴らしい成果であり、
次回も続けるべき大事なポイントなんです。

だからこそ返却前に、「【質】【量】【心】」の観点から自分の取り組みを振り返り、
・良かった点は次回も続ける
・反省点はすぐに改善策を考える
ことで、勉強の質を高めていくのです。


■ 返却後は「具体的に」振り返る!

返却後には、実際にどこで点を落としていたかを具体的に分析していきます。

  • ワークのどの問題が出たか?
  • 配られたプリントからの出題は?
  • 漢字・英単語などの暗記はできていたか?

など、「できなかった理由」を明確にすることで、
次のテストまでに何を・どのように勉強すればよいかが、自然と見えてきます。


■ ここが一番大事!テスト後に“ゼロ”にしない!

そして…
テスト後に最も注意したいのが、

「勉強時間がゼロになる」こと!!

ここまで頑張って積み上げてきた勉強習慣を、
テスト後にパタッとやめてしまうのは、本当にもったいない!

次の期末テスト直前になって「また1からやり直し」になってしまえば、
せっかくの努力がリセットされてしまいます。


だからこそ、振り返りが大切なんです。

  • 次に向けて、何から始めるかを決める
  • ワークを少しずつ進めておく
  • 苦手単元をこのタイミングで復習しておく
  • 暗記系が弱ければ、「1日5個単語を覚える」などの小さな行動を決めて習慣化!

このように「次への行動」が明確になっていれば、
次のテストのスタートダッシュが圧倒的に変わります!


■ 勉強上手=振り返り上手!

明成では、こうした振り返りの積み重ねを通じて、
「勉強ができるようになる生徒」ではなく、
「自分で学び続けられる生徒」を育てています。

テストが終わって解放される気持ちもわかりますが、
だからこそ“今”振り返りをして、次への準備を始めましょう!

そして、また次のテストで、自己ベストを更新できるように頑張っていこう💪

この記事を書いた人

ひろっち